「みずほ」は材料出尽くしで下がっているようです。でも、後からなら何でもいえますよね。材料出尽くしとか、決算発表好感とか・・・。
 

 授業
 
 昨日の3年会話では、適当に日本語の勉強方法などについての授業をしました。そのとき、突然思いついて、インタビュー形式の会話にしました。

 問題 この学校を選んだ理由 → (自分の考えで質問する)

 設問を見て、自分の言葉に変換してから、日本語で会話をします。簡単な通訳では、重要な要素だと思います。

 例)いろいろ日本語を勉強する学校はありますよね、特に大連はレベルも高くて、いい学校がたくさんあると思います。この町には中山大学もありますし・・・、どうして○○さんはこの学校を選んだんですか。
 
 のように、自分なりの言葉に変換するのは大切だと思います。

そして、もう一人が答えるんですが、そのとき聞き手は、単語をメモします。
 
 回答例) 友達が良いと学校だと言っていましたし、私も名前を知っていて華南地区では有名な大学だからです。中山大学はあまりよくないと聞きました。

 のとき、その一部の重要と思われる語句のみ記入する。

 例) 友 いい 、南 有名、中山×

 
 コレを3問くらい繰り返し、最後にインタビューをした人が、〜そうです。〜と言っていました。などの伝聞形式を使って復元する。

 例) ○○さんは、この質問に対し 
 友達がいいといいましたし、南部では有名な学校だといっていました。中山大学はあまりよくないそうです。

 
 自分の言葉に噛み砕いて日本語を話し、質問して、聞いたことの重要なことをメモし、要らないものを削り、最後にまた自分の言葉でしゃべるのは大切だと思いました。
 文章の場合は情報量が少なく、細かい意味までわかりにくいんですが、逆に会話は情報量が多く、言葉の抑揚その他によって、ささいなことまでわかります。ただ、その分ノイズも多く、駄洒落や繰り返し、関係のないことなども多く含まれます。
 通訳では(私のレベルの生徒)では、聞いて重要なところだけを、相手にわかりやすいように間違えないで伝えれば、いいと思います。不必要なところは省略し、聞いてわからなかったところも、重要だと思えば聞きなおし、必要ないと思えばそのまま聞き流すことが大切だと思いました。それが上手な通訳になるコツではないかと思います。
 
 というのを、昨日の授業中突然というか、話している最中に感じ、このような授業をしました。
 
 今回はかなりうまく行きました。生徒も楽しそうに積極的に話していました。次回(明日)も続けるつもりです。
 
 このように、日本語の授業では、信じられないくらい天才的な発想がわいて、教壇に立てば、突然授業ができるんですけど、金銭的に日本語教師では生活できないし、社会に出ても、何の役にも立たないでしょうね。
 
 「シュン↓」